賃貸オフィスビルを見るうえで、「セントラル方式」なのか、「個別方式」なのかは必ずチェックしておくべきポイントです。
「セントラル空調」とは、ビル全体を一つの空調で制御する方法です。
大型のビルによく採用されている方式で、一か所で集中管理しているため各フロアやエリアごとに温度設定を変えたりすることは困難です。
メリットとしては、セントラル空調を採用しているビルの場合「コアタイム」というものが設定されており、その時間内の空調代は共益費に含まれていることが多く、費用を節約することができます。
デメリットとしては、休日や深夜などコアタイム外に空調を作動させる場合、別途割高な費用が設定されているケースが多いため企業の労働時間によっては注意が必要です。